こころが助かるコラム ガリレオガリレイはなぜ宗教裁判にかけられたのか パート3
パート2までで、一神教の話をしてきました。
前にも言いましたが、世界の人の半数以上は、一神教の信徒です。
これを、本セミナーのコンセプトに沿って言い換えますと、
「世界の人の半数以上は、神が人類を、すなわち「いま、私が生きてるこの世界も、そしてこの私自身をも、神があえて創造したのだ」との教義を信じて、救われようとしている」
という話になります。
人はしばしば、自分が生きてる意味・人生の意味かわからない、と苦しみます。
それに対して、一神教の教義はひとつの回答をくれます。
「あなたは、偉大な神様が、あえて創造して、いま、ここにいるのですよ」と。
この教えで人を救おうとする一神教が、何千年も前から続いており、ヨーロッパやアラブを中心に、世界の半数以上の人の心をとらえたのです。
言い換えれば、ヨーロッパでもアラブでも、世界中の人達が、
自分が生きている意味、人生の意味を求めて、さまよっていたのです。さまよって、答えを求めていたのです。